この世の中には

最高の瞬間も、ありえない苦しみも、
出逢いも、つらい別れも、

腹を抱えて笑うことも、泣き続けてボロボロになることも、
楽しくて没頭することも、飽きて投げ捨てることも、

何度も何度も悩んでも、いつもいつも繰り返される。

だから、僕たちはこんな矛盾だらけの世の中に”拠り所”を求めるんだ。

何かにしがみついて、

それを生きがいだとか、正しいことだと信じて

仕事、家族、恋人、社会のルール、
そういうモノ・ヒト・社会に拠り所を求めて

しがみつく

だって、矛盾だらけの世の中で、

何が本当に正しいのかわからないなら
何かにしがみついていた方が楽だからね。

そう、それが依存心。

依存の心は、
自分が助かりたい、楽でありたいと願う気持ちから生まれる。

それは悪いものとは言えないかもしれない。

でもそれが長く続くと、その依存の対象から抜け出せなくなる。

ずっとずっと、抜け出せなくなる。

自分が本当にやりたいこと、なりたい自分が頭をよぎっても、

一度依存したものが、それを拒絶する。

その依存心が、無意識に自分の自由を奪う。

本当に今なりたいと思う自分の気持ちを、全力で引き留める。

だから、何か拠り所を見つけたとしても、そこに長居してはいけない。

長くそれに頼ってはいけない。

次の自分のステージにいつでも自由に向かえるように

依存心とはいつでも決別できる付き合いをしなければいけない。

それは自分のため。

自分自身の”自由”のため。

そして、本当の心の拠り所は自分自身の中に求めること、

それが依存から抜け出す唯一の方法。

頼るべきは自分自身。心の拠り所は自分の中にしかないんだ。